斜陽

ネガティヴ音大生の憂鬱

いつまでも

一年ぶりの懐かしい場所。眠いなぁと思いつつ書くので誤字脱字はご愛嬌ということで。一年経っても変わらない。春に手術をした影響で初夏から就活をしていた。途中職業訓練を挟みやっと就職した会社はまじでブラック。パワハラモラハラセクハラの嵐で速攻で…

遠く

遠く、どこからか煙の匂いがした。 畑で草木を焼く匂いだ。 東京のマンションのベランダで、また夢を見ていた。 気持ちのいい夕方。 夕日が家々をうつし、影を落とす。 その美しさは日々の悲しみを全て洗い落としてくれるほどで、私は何度もあの風景に生かさ…

青写真

寒々とした朝、抜けるような青空が心地いい。 この空と清々しい気持ちだけはいくつになっても変わらない。 懐かしいあの頃を少し思い出すエモーショナルないい日だ。 さてさて、最近忙しさから気持ちに余裕がなく文章を書かずにいたけれど、最近はすごく充実…

それから

寒さが際立つ11月の中頃。 いつだってこの季節は「去年までどうやってこの寒さを耐えていたんだろう」と嘆くんだ。 まぁ何事も順応よね。 そのうち気にならなくなるからちょっとの辛抱だ。 さてさて、昨日今日はキャットと遊んできた。 友達が極端に少ない私…

仄暗い場所

トレンチコートが大活躍の最近。 くたくたのそれがみっともないとは分かっていてもなんとなく着てしまうのは安心に包まれたいからなのだろうか。 最近はバイトと学校の両立に全力で取り組んでいる。 全て時間帯がずれているのが救いだ。 睡眠時間が少し足り…

何を信じようか

ぐっと気温が低くなった今朝、私は二日酔いで死んでいた。 ふらりと入ったお店で1人で飲んでいたら楽しくなってアホみたいにアルコールを摂取してしまって普通に胃が死んだ。 だめだ私、1人のみ向いてない....友達と飲みに行く時よりお金使っちゃう....勿体…

今日も今日とて

今日も今日とてコーヒーが美味い。 スッキリ起きた今朝、ちゃんとコーヒーを淹れてパンを焼いてキウイとトマトを踊り食い(切ってそのまま齧り付く)して最高にテンションが上がった。 掃除や洗濯を超楽しくして、映画やアニメを見て、もう本当楽しく過ごした…

大事にされるってどんなこと

肌寒い日々から一転、まるで小春日和な今日。 寝不足の私にとってはまぶしいばかりだ。 昨日は初バイトを2件こなしてきた。 朝私にしては早起きして満員電車に飛び乗りお昼頃までずっとオフィスを周りお弁当を売りまくった。 日頃は中々歩かないような都会を…

あれはその、いつか見た日々

このブログを始めて、今日でちょうど1年らしい。 私はこの1年で何か変われたのだろうか。 考えるとおセンチになるのでやめよう。 昨日は、バイトの面接を2つ受けてきた。 昼と夜で時間があいていたので色々ぶらぶらして本を買って読んだらコーヒーをすすった…

ミッドナイトブルー

真夜中の、耳をつくほどの静寂が少し苦手だ。 全てがこの世から消えてしまったのか、なんて考えてしまうから。 うんざりするほどの日常も、ついうっかり全てなかったことになってしまうほど世界は脆い。 青みがかったその闇夜は、もしかしたら己を映す鏡なの…

獣の恋

秋雨のこの時期は湿度がおかしくて好きじゃない。 乾燥して欲しいわけじゃないけれど、なんだか体がしんどくなるからきつい。 バイトをやめ、授業をやめ、時間がありあまっている..... そんな時にふと思い出すのは彼のこと。 彼のために、何かを始めようとか…

香り

秋の匂いが立ち込める11月。 季節の移ろいに心揺らすこの切なさが好きだ。 コートがなくては肌寒いくらいの今日、私は吉祥寺で迷子になっていた。 マッチングアプリで知り合った人と待ち合わせをしているのに全く見つからないからだ。 極度の方向音痴の私が…

白い朝の日のこと

その日はやけにはっきりと、朝がやってくるのを感じた。 暗闇の中で白い光が細くカーテンの隙間から覗いているのをぼんやりと眺めている。 珍しく昨日の夜のことを思い出せなかった。 一体どうやって寝たんだろう、お酒も飲んでいないのに記憶がないなんて。…

茹だる昼下がりのこと

10月も気づけば終わりで、夜はマフラーが欲しいほど冷えるようになった今日この頃、持て余した時間が確実に私を蝕んでいるのにまだ気づかないふりをしている。 1月の就活に向けて、授業を極力まで削りバイトをやめ順番万端....は良いものの結構焦っている...…

さして楽しくもないこと

日の短さに、また今年も暮れていく気配をじわりじわりと感じている今日この頃。 バイト前のコーヒータイムが唯一の癒しだ。 バイトももう後2回、短い間だったけれど実りの多い日々だった。 そう思えるのは本当に素敵なことだと思うようにしている。 そうでな…

紅葉の影で

朝露が紅葉を魅せるその日、私の髪は死んでいた。 昨日、髪を切った。 面倒臭いので要約するが、完全に失敗した。 パーマをかけ、明るめのカラーを入れ、外人風のこなれクルクルヘアーにしたかったのに、どこからどう見ても濡れカラス色の浮浪者スタイル(パ…

それはいつか終わりを迎えること

いっそう秋も深まり、寒さに凍えながらも美しい紅葉を眺めたくなる今日この頃。 秋の長雨の中、新宿の公園近くのベンチで豆乳ティーをすするのがたまらなく好きだ。 何も考えない、けれど確かに思考が刺激されるこの瞬間が好き。 昨日はいつも飲んでいるマイ…

初めて一緒にお出かけした日のこと

金曜日の夜、彼に誘われて会いにいった。 まぁ当たり前の月の物の日だったからそれはもう盛りのついた犬のように彼を弄り倒した。 さすがにやりすぎたようでもうこういう時には誘わないとげんなりした顔で言われた。 多分だけど、君がダメでも私が誘うよ....…

カプチーノの泡のようなこと

昨日に引き続き寒い。 季節の移ろいが嬉しいのは間違いないんだけれど、体と服が追いつかなくて少し憂鬱。 肌寒さは人を弱くするから....なんて言い訳を並べて、新宿で用を済ませた後そのままカフェに直行。 熱々のカプチーノをもらって、体の奥から温める。…

それは深まる秋のこと

少し前のしとしととした雨が止んでからいっそう秋が深まった。 ショーウィンドウに並ぶ服の色が落ち着いていくのをみるとワクワクする。 秋のこの肌寒さとともに感じられる寂しさのようなものが好きだ。 こんな日は早朝からカフェに繰り出して、テラスで白く…

秋の夜長に思うこと

このブログも冬には一年経つのか、早いなぁ。 今夜はどうしても悶々として眠れないので色々書きたいと思う。 まず、文化祭の練習が佳境を迎えている。 相当スケジュールが酷いのだけどまぁなんとかやっている。 ちょっと楽しくなってきたのが少し悔しいけれ…

君に思うこと

一晩に二度目の投稿。 こっちは下品極まりないこと。 ただ忘れたくなくて、書いておこうと思った。 つい一昨日の話、だいぶ前にここに書いた彼に会ってきた。 彼から誘われた。 バイト終わりにちょっと離れた所まで電車で行って、駅で待ち合わせ。 やっぱり…

それは密かに祈る、夢のようなこと

まるで真夏のような日差しが体の奥まで突き刺さるようで気が滅入ってしまうけれど、それはそれでまた何だかわくわくするような気もしている。 青葉が、青空が、くっきり見えて何もかも美しく見える。 クラクラするほどの輝きにただ静かに、1人で興奮する私が…

真夏の夜の夢のこと

眠れない夜はここで全て吐き出すのが1番いいと気づいてしまったので今日も今日とて汚物を晒そうと思う。 夏の吹奏楽コンクールのために、地元の悪名高い講師に呼び寄せられた私は帰省真っ只中だ。 帰省すると現世から切り離された気がしていつも焦ってメンが…

遊ばれるアホのこと

アホが、また人を好きになった。 今度もまた彼女がいた。 たぶらかされて、遊ばれてるって分かってるのに、それでもいいと思ってしまう私がいる。 (ちなみに、今まで好きになった人は一人を除いて皆んな彼女がいた) 特別顔がいい訳でもなく、ただなんとなく…

実技試験に思うこと

梅雨明けの初夏、実技試験が終わった。 私にとっては長い梅雨だった。 自分自身をとことん追い込んだ数週間だったと思う。 音楽と現実の狭間を行ったり来たりして、ひたすら楽器の練習時間を確保するために睡眠時間を削った。 相当辛かった。 もう性格が変わ…

雑記 私のこと、彼のこと

暖かな日が続き、花粉が飛びまくっている今日この頃。 スギやなんやらに明確な殺意を抱きながらも暖かさには勝てずに無駄に外出をしてしまう。 風はまだ冷たいけれど陽だまりは本当に心地よく、ようやく冬の出口を見つけようとしている。 気がつけばもう、元…

春の気配とやけくそ

冷え込んだ一昨日から一転、昨日今日はまるで3月のようなあたたかさで少し浮き足立っている自分がいる。 春生まれで太平洋側の土地で育った私にとってあたたかさは本当に自然なことで、やっと故郷にたどり着いたような、母親のお腹に戻ったような、そんな心…

誰かとともに生きるということ

昨日は東京では珍しくたくさん雪が降って、今朝はまるで銀世界。 朝日が反射して目の奥まで刺さるようなこの感覚はどこか懐かしい。 地元では毎年1月ごろから2月まで雪がちらちらしていた。 地元で降る日は東京では降らない。 だから多分、東京で降ったのな…

好きになるって嫌いになること

人を好きになると、なんだか体の中ではとんでもないことが起こるみたいで、それまでの自分とはまるで作り変えられてしまったようになるのは私だけなんだろうか。体に取り入れるもの全てが華やぐような....例えば味覚や嗅覚、視覚や聴覚や多分触覚も、全て甘…