秋の夜長に思うこと
このブログも冬には一年経つのか、早いなぁ。
今夜はどうしても悶々として眠れないので色々書きたいと思う。
まず、文化祭の練習が佳境を迎えている。
相当スケジュールが酷いのだけどまぁなんとかやっている。
ちょっと楽しくなってきたのが少し悔しいけれど、学生はもうこれっきりだろうから全力でやりきりたい。
やりたいことがやらずじまいなのは本当に悔しいけれどそれはそれ。
きっといつかそんな日もあったなぁ、なんて笑ってお酒を飲める日がくるさ。
後は、最近明るくなったような気がする。
最後が分かっていると生き方がシンプルになるって椎名林檎ちゃんが言ってた気がするけど本当そんな感じ。
憑き物がとれたような心地。
こんな私がいたなんて、新鮮だなぁ。
そしてもう一つ。
セフレと化した好きな人の話。
オトモダチと称して会っている彼と不純な関係を結んでからもう2ヶ月たっていた。
最初は、きっと皆いつか別れるのだから楽しめるうちに楽しめばいい、なんて思ってたけど会えば会うほど好きになっていく自分がいて結構焦っている。
女はセックスした相手を好きになるっていうけれど本当なんだね。
ずっと一緒にいたいと、そう願ってしまうようになってしまった。
彼はたまに、意図して「彼女」の話を私にする。
踏み込んでくるな、勘違いするなという警戒と、お前より俺は上にいるのだぞという無意識の優越感の現れだと思う。
私はその話をいとも簡単に聞いてしまうけれど、内心ハラハラで、胸がギュンギュン痛むのだ。
間違ったことを言わないように、できるだけ「彼女」を褒めて、それでまた嬉しそうな彼をかわいいと褒めるのだ。
アホくさい。
そんなどうでもいい女の話なんて聞きたくもないのに、そのわずかな時間ですら彼を独り占めにしてしまいたいのに、私にはその権利なんてない。
どうやっても叶いっこない。
こんな出来損ないを好きになるやつなんていやしない。
あぁ面倒くさい。
前に彼と会った時、私が言ってみたいと何の気なしに口にしたことを覚えていた彼とラブホ初体験をすることになった。
しかし私はそのラブホに入るという罪悪感と嫌悪感に勝てず、ホテル前でぐずり中を少し覗くも結局入らずにタクシーで自宅「帰る」などと言ってしまった。
その時の彼の冷めたような顔、思い出したくもない。
怖かったなぁ、表情というよりも声色とか仕草とかが暗くなっておざなりになって....あっやらかしたなと思った。
その後なんだかんだありまた彼の家にお邪魔することになったが、ちらりと見えた彼のカバンの中に着替えが一セット入っていたのがすごく切なくて悲しかった。
人のちょっとしたことであっても立派な努力と期待を私は踏みにじったのだ。
根性なしで、意気地なしで、誰かを不幸にしかできない私がすごく嫌だ。
ここからが悲しい。
その後の彼は、今までとは違う感じだった。
いつもだったら枕カバーにセットしたものを貸してくれるのに、ぽいっと素の枕を投げられたり、ゴミ持ってと言われたり。
なんとなく態度が素っ気なくなった。
まぁ文字にすると普通なんだけど、今まではいたせりつくせりという感じだったからすごく衝撃が強かった。
でもまぁそういうのが普通なんだとは思う、セフレなんだし。
もっとぞんざいに扱われないだけましなのかな。
悲しいな、結構。
全ては私が招いたことだって分かってるし、悲しむくらいなら関係を解消すればいいと言うかも知れないけれど、私は今好きになってしまって困っているのだ。
嫌われたくないから、だからこんな風に記憶を手繰り寄せては不安に駆られているのだ。
彼のいないところで彼の匂いを思い出す時がある。本能は、こんなにも彼を認めているのに。
彼の本能はどうして私を認めてくれないのだろうか。
彼女と私、何が違うのと聞いてみたい。
まぁ聞いてしまったら終わりなんだけど。
この関係が終わるまでには一回くらい聞いておきたいなとは思う。
あぁ、こんな風にぐるぐるしてLINEを読み返したりして気を紛らわしている。
また彼と会えたなら、私はいったいどうなってしまうんだろうか。