斜陽

ネガティヴ音大生の憂鬱

何を信じようか

ぐっと気温が低くなった今朝、私は二日酔いで死んでいた。

 

ふらりと入ったお店で1人で飲んでいたら楽しくなってアホみたいにアルコールを摂取してしまって普通に胃が死んだ。

だめだ私、1人のみ向いてない....友達と飲みに行く時よりお金使っちゃう....勿体無い.....今度からは宅飲みにしよう、絶対(フリじゃない)

さてさて、最近はなんとなく読書にはまってしまって何かしら単行本を持ち歩くようになった。
いいことだ。
スマホはすぐ飽きるし、バッテリーが減るのがハラハラするし、なんとなくだけど記憶力も低下する気がする。
今読んでいるのは積ん読しっぱなしになっていた江國香織さんの「泣く大人」だ。
電車の中やちょっとした待ち時間に読めるので良い。
それに香織さんのような大人な女性に憧れるから読んでいて気持ちがいい。
女は荷物が多くても生きられるとか、届かないものに憧れることを諦めたくないとか、男を泣かすいい女になりなさいとかそういう今欲しい言葉をくれる、本当ありがとうと思う。
彼女のような強くてしなやかな大人の女性になりたい。
いや、なろう。
多分これは心持ちの問題だ。
意識は習慣を呼ぶんだ、頑張ろう。

 

まぁそんなこんなで読書と酒とアルコールに溺れているここ最近だけど、気になることがある。
またまたキャットのことだ......。
LINEの返信が今まででは考えられないほど遅くて、あっこれ今度はあっちから距離置こうとしてるのかなとか考えちゃったり、土曜日に会ったとか言う先輩にやめとけって言われたのかなとか考えちゃったりしている。
とてもとても悲しい無駄な時間だ。

昨日電話した時に彼は仕事がしんどいと嘆いていた。
本当に声色が暗いからなるほど、私に飽きたというわけではないんだと思った。
本当なのかは確かめられないけど何事もそういうものだ。
結局は自分が何を信じたいか、なんだ。

そんな風に落ち込む彼に私は何をしてあげられるんだろうか。
考えてみたけれど、何もなくて、彼に何かあったのと聞いても話してくれないから、あぁ私にはそういう話はできないんだなと思ってそれ以上深く突っ込まなかった。
私には、いつもと同じようにバカみたいな話をすることしかできない。
でもそれで、多分いいんだと思う。
彼が話せる余裕がある時に付き合える、そんな存在なんだ。
きっとそれでいい、いやきっとそれがいい。
私にしかできないことなんだ。
そう思うようにしないと。

結局昨日はそのまま煩わしそうにしていたから電話を切ったけれど、それがちょっとショックでもあった。
彼女だったら、きっと色々な相談をするのだろうなとか、社会を生きる人間にとって恋愛が全てなんてことあるわけないんだなとか、やっぱりそういうものが煩わしくなる瞬間があるんだなとか、考え出したらきりがない。
いーや!いいんだ!彼は彼、私は私だ!!いいのだ!!
私がこうやって悩むことがあるように、彼も悩んでいるんだ!
普通!これ普通なことだよ!!大丈夫!!!!
あんまり気にせず自分のことちゃんとしよーね!!
とりあえず明日はちゃんと6時には起きよう!
バリバリ働いてお金貯めて楽器の練習もする!
ファイト!オー!!